個人によるレンタルスペース提供という、ニッチな産業

 このところレンタルスペースの検索で気づいたのだが、個人の家または一部の部屋を登録サイトに掲載している人がそこそこいるらしい。わたしに土地勘がある住宅街での登録もあり、あれれ、あのあたりはただの住宅だったよなと、念のため地図やGoogleストリートビューで見てみると、どう見ても一般住宅。なるほど、その手があったか。

 ほとんど使わない家がある、あまっている部屋がある人でも、民泊にしてしまうと、届け出がいる。ご近所への周知を必要条件としている自治体が多いため、ご近所に挨拶にいかねばならない。
 だが家または一部を貸して、近所迷惑にならない昼間の時間帯などを利用時間に設定すれば、借りた人たちがキッチンでお湯を沸かそうとパスタをゆでようと、部屋とキッチンを貸したということにしかならないから、飲食業の許可もいらない。

 ああ、これは、あまっている部屋がある人には、なかなかよい稼ぎのチャンスだ。

 このところ、わが家の近所では、ご近所の住宅がどんどん壊され更地になっている。手間のかかる古い住宅をそのままにしておくよりも、親世代の死亡または引退をきっかけに、売り払ってしまうのだろう。中には味わいのあるお宅もあったように思うが、あちこちが虫食い状態で更地になっているのを見ると、寂しく思う。
 味わいのあるお宅ならばなおのこと、リフォームでもしてレンタルスペースに使うというのが今後の選択肢にならないだろうか。最低限の管理で昼間の賃貸しができるのなら、少しであれ収入にもなるし、静かな住宅街で講習会やワークショップをしたい人にもありがたいことだろう。

 

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