郵便の出し忘れに気づいて、いったん帰宅してから最寄りの郵便ポストへ。最寄りといっても、近所の道で工事の際にひとつ減ってしまい、工事が終わっても復活しない。あれは痛い…というのは、おいといて。
年季のはいったこの郵便ポストに、こんな貼り紙が。
普通郵便は、10日のうち2回しか配達されないそうだ(どひゃ〜)。
速達、ゆうパックなどは、毎日やるらしい。
民営化直後から、宅配業界のシェアを奪おうと必死になってあの手この手をくりだしていた郵便局が、現在は人手が足らないからと郵便物の土曜日配達をやめたいと総務省に申し出ているようだが、本末転倒だ。なぜかというと日本の現行制度上で郵便(信書)は郵便局にしか取り扱えないからだ。そちらの負担を軽減して宅配はそのままというのは、納得がいく話ではない。もちろん現在の日本の状況で宅配を縮小する会社があれば一般市民も困るが、それにしても、郵便局にしかできないサービスを手薄にしてしまうことになる。
郵便局が民営化されるときに、サービスは低下させないだの、過疎地でも郵便局はなくさないだの、あれこれよい話ばかり聞こえてきたが、民営化になったらそれが難しいというのは、誰でも予想がついたことだ。
小泉元総理さん、原発にノーを突きつける活動もけっこうだけれど、郵政民営化について、ひとこと語ってもらいたい。