講演会の依頼など、さまざまな名目で製薬会社から医師へお金が流れている。すべてを問題視するべきではないのかもしれないが、やはり、かなりの部分はダークと呼べるのではないだろうか。
たとえば患者や、病院内で立場がまだ確立していない若い医師の考えよりも上に、製薬会社と結びついた医師の意向というものがあれば、それはほんとうに患者のためになる薬の選択とは、言えないように思う。
NGOが製薬会社から医師にお金が流れているかどうかを調べられるデータベース2016年版を提供しているとのこと( → ワセダクロニクル)。支援があれば2017年版も進めていく予定らしい。ありがたい存在である。
さっそく自分の知る病院の何名かの医師を入力してみたが、やはりわたしのような庶民が知っている医師は、製薬会社にとって美味しい存在ではないらしく、結びつきはなさそうだった。