東京はバリアフリーからほど遠い

 知人と新宿で待ち合わせた。三連休の土曜日だからなのか、異様な混雑。知人は荷物が大きい上に、移動その他の事情で体力を温存しなければならないため、できれば階段を使いたくなかったのだが、まぁ呆れるほどに階段だらけである。

 東口で待ち合わせて、まず駅の中で地下へ降りる階段に遭遇。どうしてもそれが最短距離だったので、わたしも荷物に手を添えて階段を一緒に降り、地下道からアルタへ。アルタのエレベーターで地上に出て歌舞伎町で用事を済ませ、そのあと地下を伝ってタカシマヤ方向に移動し、最終的にはバスタ新宿に出ようと考えたのだが、歌舞伎町で地下に降りるエレベーターが、まったく見つからない。
 アルタはあまりに混雑しているので二度と行きたくないと考え、あちこちをうろうろし、ようやく紀伊國屋書店のエレベータを使って地下へ。そこで受難は終わりかと思いきや、なんとトドメの一撃で、紀伊國屋書店ビルの地下から新宿の地下街に降りるのに階段があった。笑うしかなかった。荷物に手を添えて一緒に階段を降り、ようやく地下道へ。

 そこまで降りて、ようやくのバリアフリーである。長い道のりをタカシマヤまで。時間帯によっては人通りが少なくて不安になることもある地下だが、三連休の初日で夕方、しかも外は小雨とあって、かなりの人通りであった。おかげで話をしながら無事にタカシマヤに到着。バスにぎりぎりの時間までどうにか食事を済ませて、知人をバスタで見送った。

 東京に30年以上も住んでいて、ここまで人にやさしくない都市だとは、今日まで気づかなかった。これで来年はオリンピック、パラリンピックだそうである。大丈夫か。

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