昼間の気温や日差しは少しましになってきたものの、夜間の睡眠がじゅうぶんにとれない。明け方になって少しは落ちつくが、全体として眠りは浅く短いようだ。
いったん起床して昼食の手前とか、夕方の外出直前とか、あるいは1日の用事を終えて自分のことをしようと思う夜の9時ころなどに、数分間ほど引きずりこまれるように眠りに落ちる。するととんでもない夢を見る。今日の夕方などは、もう引きずりこまれまいと起き上がろうとするがそれもかなわず、3種類の短い夢を無理に見させられてから、どうにか体を起こした。
そんな昼間に、ネットでベルギーのニュースを読んだ。8月27日の最高気温が、55年ぶりに塗り替えられたという。先日までの最高気温は31.8で、それが32.1℃になったのだそうだ。
Brussel Times 2019.08.27 Hottest 27th of August in Belgian history recorded
最初わたしは「日本と比較してぜんぜん涼しいじゃん、住みたいわ〜」と、真顔で家族に読んで聞かせた。ビールがうまそうだ。たぶん、うまいだろう。チョコレートもうまそうだ。たんなる印象かもしれないが——としゃべっていて、いくらなんでも32.8℃が最高気温で大騒ぎというのは、おかしすぎるだろうと気づいた。
ベルギーに出かけたことはないが、おそらく、8月の27日といえば、普段はもう秋まっ盛りなのかもしれない。それで32℃が出たのでたいへんだという騒ぎなのだろう。
いずれにせよ、東京よりは涼しそうな場所であることには、違いなさそうだが。