新聞業界(家庭への配達)

 今朝ちょっとおもしろいことがあった。違う新聞が届いたのだ。とっているのは東京新聞なのに、届いたのが毎日新聞だった。

 かつては新聞配達も、○○新聞という名を建物に看板として大きくつけた配達専門店(つまりその系列以外は配達しない)が、東京の住宅街にいくつもあった。配達員の住居も兼ねていそうなたたずまいが多かった。だが家に新聞を届けてもらうスタイルで月間購読する人は減っているのだろうし、いまにして思えば、かつては目立つところにあった新聞店が、姿を消している。おそらくは家賃の安そうな場所に移動したか、数社の新聞を配達する業務を担う店に、まとめられたのだろう。

 電話をすると、まもなく新聞受けに東京新聞が届いた。毎日新聞は返さなくてよいとのことだったので、ありがたく読んだ。

 わたしが子供時代を送った北関東の家では、大昔から、地元には新聞配達店がほとんどなく、複数の新聞社のものを配達していた。だから東京に引っ越したときには○○新聞という専門の名前がついた配達店をいくつも見て、驚いたものだった。高円寺には高架線近くの馬橋通り沿いに朝日新聞があったし、早稲田通りには読売新聞、やはり早稲田通りには産経新聞もあった。もはやそのいずれもが、存在しない。(朝日新聞は早稲田通り沿いのバス停脇に、まだ1軒あったかな?)

 昔は新聞といえば「テレビ欄と広告だけ見たい」という人が多かった。営業の人が何かくれるからと、わざと1ヶ月だけと言っては翌月にまた何かをもらおうとしていた知人もいた。もはや、どうなのだろう。これほど景気が悪そうでも、まだモノで釣って営業しているのだろうか。大赤字だろうけれども…。

 かさばるのは事実だが、活字の新聞は、これからも1社はとりたいと思っている。オンラインではいくつ読んでいるかわからないほどだが、やはり自宅で購読している東京新聞がいちばん気に入っている。

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