かつて「ミーはおフランス…」

 テレビのアニメ「おそ松くん」で、イヤミという人物が「ミーはおフランス帰りざんす」のような不思議な言葉を操った。なぜフランスなのに「ミー」なのかなど、考え出したらきりがないが、誰もが知っているイヤミ語はすっかり有名になり、なかでも「おフランス」は、日常語としても定着した感がある。

 最近になって、そんなことを思い出し「漫画やアニメというのはすごいなぁ」と考えていたところだが、またしても、似たようなものを見つけてしまった。

 先日知人がFacebookで「王家の紋章の新刊がまだつづいているようだ」と書いていた。40年くらい余裕で経過していそうな漫画だ。数年前にもそんな話を聞いたが、さすがにもう、いったい中の世界がどうなっているのか(作中で何年が経過しているのか)が、さっぱりわからない。

 パターンは決まっていて、現代人のアメリカ娘キャロル(開始時16歳)が、家族の経営する事業が中心となって発掘したエジプト王墓にからんで呪いを受け、古代エジプトに連れていかれる → 白人で金髪なので目立つ → いろいろな陰謀に巻きこまれて、さらわれそうになったり、実際にさらわれたりしながら、愛し合うようになった小年王のメンフィスのもとにもどる → またさらわれたりする → 自力だったり、協力者がいたり、メンフィスが助けにきたりして、脱出 → たまに何かのはずみに現代にもどる → また古代エジプトにもどる → こんな感じのくり返し…

 わたしがきちんと覚えているのはキャロルとメンフィスが正式に結婚をすることになったとき、キャロルがライオンに襲われてナイル川に落ち、現代の世界にもどるあたりである。そのあとはもう、記憶曖昧。

 で、この話だが。
 検索してみたところ、わたしが強く記憶していたメンフィスの言葉「馬ひけーっ」を、複数の方々が「あの台詞が好き」と書いていることに気づいた。
 そしてネットで「馬ひけーっ」と検索すると、上位はほぼすべて、王家の紋章の話だった。

 メンフィスは最初の設定で若くして死んだことになっていたのだが(姉のアイシスの遺体とともに王墓から発掘されたとき、小年王で若く死んだという解説があったはず)、もう歴史が変わったということでいいのだろうか。とてもあの作中の話が1〜2年のこととは思えない。

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