原題は、モスマン・プロフェシー(蛾男の予言)なのだが、邦題では「プロフェシー」のみ。リチャード・ギア主演作で、以前にレンタルで見た記憶がある。
ストーリーも何割かは覚えていたが、なぜか見てしばらくしてから「いい映画だったような気がする」という思いが募ってきて、そのうち機会があったら見直してみたいと考えていた。
たまたまNetflixにあったので、見てみたのだが…
(これはYouTubeにあった予告編)
あらすじ:
念願の新居を決定し、妻と幸せいっぱいに過ごすはずだったジョン・クライン。妻は交通事故をきっかけに検査によって病が発見され、のちに亡くなってしまう。事故の際に何かを目撃していたのか、あるいは幻影だったのか、亡くなるまで妻が記録していたノートには、数多くの「何か」が描かれていた。
2年後。ジョンは車が不調になり電話を借りに寄った民家で、トラブルに遭う。そのあとで気づいたところによれば、高速で運転しても6時間以上かかるはずのウェストヴァージニア州に、彼はたった1時間半で移動していた。
トラブルをきっかけに知り合った警察官によれば、界隈ではこの2ヶ月ほど不思議なことが起こっているという。
…ストーリーはある程度の記憶があったので意外性もなかったし、記憶をなぞるような楽しみ方をしたのみだった。つまらなかったというわけではないし、好きな女優ローラ・リニーが見られて満足だったのだが、それにしても——「あれ〜、この映画はどこがよかったんだっけ?」と、自分がまた見てみたいと思っていた理由が、具体的に思い出せない。
あとで頭を整理してみたら、思い出せるだろうか。
話はともかくとして、ところどころテンポの悪さが感じられたり、昔よりもわたしの見る目が厳しくなっているような気もする。