パンの手ごねと、四十肩

 あえて五十肩という言葉を使わずにごまかすことはさておいて、数日おきに、左肩が痛い。

 何回もくり返されて、正直なところ自分でも早く気づけばよかったのだが、パンをこねた日の晩かその翌日から悪化しているようだ。

 バゲットっぽいようなパンを焼きたくて、試験的に加水率を上げているうち「こんなべたべたする生地は触りたくない」と、手ごねしたくなくなったことが原因。そして普通の人はそこで機械にこねさせるところだが、わたしは以前に使っていたホームベーカリーを収納から出してきてこねさせるのが面倒なあまりに、大きなガラスボウルを左手でくるくる回しながら右手に大きめのゴムべらを持って(まるで機械がこねるように)生地をまとめる作業をくり返していた。

 大きなガラスボウルをずっと回転させるのだから、力が要る。しかもよく考えれば家のどこかにケーキデコレーション用の回転台もあるはずだから、そういうのを探してくればもう少し楽だった可能性もあるが、それは考えもしなかった。まさか自分の肩の痛みがパンのせいだと気づくのに10日以上かかるとは、自分でもあきれる。

 そうまでしても限界というのはあるもので、やはり腕が疲れるし、こねが足らないことが多く、バゲットっぽいパンの出来はいまひとつの状態だ。

 これまで読んで本棚に入れたままのパンの本を何冊か引っ張り出してきたが、わたしは国産小麦粉使用なのだから、やはり加水率を上げてはべたべたになりやすいだろうと思う。これまで食パンをこねていた水の量に、ほんの少し余分に水を足す程度でもよいような気がしてきた。

 ちなみにバゲットなどのパンは、水分のベーカーズパーセントは65〜70%と書いてある本が多いと思われる。わたしは国産小麦なので普通の食パンに55%程度を使っているが、今回バゲットっぽいパンのため65%くらいに挑戦していた。やはりむりをせず、60%くらいでやってみればよさそうだ。次回は(もちろんこの肩の状態が治ったらだが)、60%でやってみるとしよう。

 ベーカーズパーセントとは、小麦粉に対するパーセンテージで、小麦粉を300g使うとしたら、水は55%で165gとなる。65%ならば195gだ。

 それにしても、今日の左肩はぎりぎりの状態のようで、着替えはできるが腕を高く上げられない。
 安静にするとしよう。

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