以前に「バウムの書」用の名刺は通販サイト経由でたくさん刷ったのだが、当時はまだSSL対応していなかったことと、最近では玄関サイトを別に設けていることで、枚数は残っているのに今後はどうしようかと、考えていた。
いっぽう数年前に作った「お菓子屋さん応援サイトmikimarche」の名刺は、表示は最近の情報になっているのだが、お試しで数十枚しか刷らず、そろそろ変えたいと思っていた。
だが、今後については「必ずしも住所や電話番号、FAXまでフルで書かなくても、気楽な相手やご挨拶程度なら、SNS情報が載っている程度でいいのではないか」という気もしてくる。まじめな用件ではこれまでの残っている名刺を使えばいいが、用途別にあれこれ工夫したほうがいいのではと。だが何種類かをそれぞれ名刺屋さんに頼んだら、手間ばかりかかる。
そんなとき、このアプリを見つけた → Epson 名刺プリント
Epsonのプリンタを持っていれば、オンラインで情報を入力して保存し、自宅のプリンタで印刷できるというものだ。
昨日ひとまずダウンロードし、対応プリンタの欄を見たら、家にあったEpsonのプリンタが該当していることがわかった。そこで午後にホームセンターの文房具売り場まで「名刺を印刷できる紙ってあるんだろうか」と、出かけたところ、20枚で税込み400円台のものを発見。
アプリは最初のうちコツがつかめず「もうやめたろか」と思ったものの、数分ほどがしゃがしゃ触っていたら、なぜか急に頭が冴えて、使えるようになった。
まずは普通の紙、そして買ってきた用紙(切れ目の点線がはいっているので、名刺の形に切り抜ける)で、印刷してみた。
インク代はかかるが、紙は1枚20円ちょっとで名刺が10枚印刷できるし、10枚使ってみてから「次はここデザイン変えよう」という変更も簡単であることを思えば、かなりお得感がある。
なお、この画面をよく見ると、名刺1枚につき小さなラインがはいってしまっているが、これはわたしがうっかり最初の試し刷り(普通の紙)で「切れ線」を印刷し、次に本番の名刺用厚紙でも、そのチェックを外さなかったため。微妙にずれて印刷されてしまったのだろう。次回からその点は、気をつけようと思う。
ほんとうに、便利な世の中である。だがオンラインで名刺を販売している業者さんには、苦難の時代になったのだな。