100円ショップは税金の関係で110円ショップになっても、名前としては存在しつづけているのだが、さすがに人件費と技術料がかかる通称「千円カット」で、実際に1000円または1100円の料金で成り立っているカット屋は、激減しているのではないかと思われる。
店にしても、家賃や場所代、カットした髪の毛の処分料などがかかる。すでに持っている敷地に専用の仕事場でも建てるのでないかぎり、千円では苦しいはずだ。
新型コロナの影響で、それ以前は半年に1回くらいを予定していたヘアカットが、1年に1回になりつつある。1年ぶりに出かけたら、その店が少し値上げしていて、1500円になっていた。おそらくもともとは1000円くらいで開始した店なのだろうと思うが、場所もいいし、他の客がいるかどうか店の外からすぐわかるので入店しやすいこともあって、コロナのことがなければ出不精のわたしが半年に1回は出かけたいと思うようになりつつあった。
もちろん、その店での1500円は適正価格もしくはお得と思うので、わたしはこれからも出かけるが。
今後、シャンプー台などがないああした簡易な店は、なんと呼ばれていくのだろう。千円台ならば千円カットなのだろうか。それとも呼び名がすでにあるのか。