ほんとうに変化が大きい昨今の事情を考えて、最近は予備のものを買っておく際に「まとめ買い」の規模が大きくなってきた。以前は「この商品が終わったら量が減る(小さくなる)んだって」やら「類似品に変更になって少量になるらしい」などを耳にしても、値上がりというのはそういうものだと思っていたのだが。
昨今は、値上がりの事情だけでなく、終売になる、店がなくなる、生産や流通の関係でいつ手にはいるかわからない…などがあり、1回に買っておく分量が増えてしまった。年齢が高くなってくると「似ているものをどうにか探してその都度やりくりしていこう」という小回りの発想が苦手になってくる。できれば同じものを買っておいてそれが終わるまで使いたい、ならばまとめ買い、という発想のほうが楽なのだろう。
今日は、まとめ買いのマスクが到着。以前から「なぜこの店ではこんなに安いのか」と思っていた不織布マスクが急に値上がりし、値段が3倍にまでなってしまって途方に暮れていたところ、別の店がこれまでのその店と近い価格で売っているとわかって注文を出しておいたものだ。ただしその分量は、1パックではなくダース(つまり12パック)である。これはふたりで使って1年分近い。
洗剤や洗濯用品、過炭酸ナトリウムも以前からまとめ買いをしていたが、10月前後にふたたびまとめ買いをした。置く場所がたいへんであるが、湿気に気をつければ過炭酸ナトリウムはなんとかなるので、問題ないだろう。
よつ葉オンラインショップが、5400円以上の購入で送料無料というサービスをやっているので、常温保存可能牛乳を各種と、ヨーグルト類、パンケーキミックスなどをまとめ買いした。ほんとうにほしかったのは常温保存可能牛乳とその仲間たちだったのだが、送料の節約ということで商品を増やした(売り手の思うつぼかもしれない)。常温保存可能牛乳も最近は美味なものが増えてきて、いったい何が起こって生乳が手にはいりにくくなるかはわからないから、ときおり買うことがある。
備えあれば憂いなしの気持ちからやっていることだが、いつかそのうち「買いすぎて置き場がない」などの話になってくるのではと、少しは気にしている。