見守っていたのだが、こっそり終了するだけでなく、関連記事をネットから消して回っている可能性があり、そのことを残念に思う。数ヶ月とはいえ、おもしろそうだと乗ってみた客への「つきあってくれてありがとう」の気持ちは、まるでないのだろうか。
何の話かというと、過去記事はこちら。
初回は「まぁまぁ」だった。好みの焼き菓子がはいっていた。だが「こんなに和菓子を無視して洋菓子路線でいいのだろうか」と考えた人がわたしのほかにもいたのか、その次はかりんとうなど和風なものもはいっていた。ちなみにネットではほとんど感想を書いている人がいなかったので、みなさんわたしと同様に可もなく不可もない印象で、様子見だったのではないだろうか。
二度目が到着したとき、三度目はやめようかと思った。まずくはないのだが、わくわくする気持ちがわかないラインナップ。だが実店舗の食品売り場で使える商品券500円分が付いてくることで、新宿に遊びに行くきっかけにもなるし、話の種にもう一度だけ買って次で終わりにしよう…ということになった。
そして、年末に到着したものを見て「もうやめよう」という気分に…。
到着が年末だったせいか正月を意識して、正月パッケージのあられのようなもの(当然のことパッケージ重視で中味はスカスカ)のほか、まさかと思うものが——!! 前月と同じ店の、味が違うだけのかりんとうがふたたび登場したのだ。それはないよな、同じ店のものを連続で入れるというのは。
わたしのように連続でつきあう客などいなかったのかもしれないが、もしいた場合に驚かれるとは、思わなかったのだろうか。
さらに、年明けになって1月末の分の注文を取っていた画面を見たが、値段が2000円アップ。バレンタインの季節なのでチョコを入れるらしいと書いてあったが、それまでの「あまりわくわくしない感」をふまえれば、2000円アップとなったらぜったいに買えない。
様子見をすることにして、申し込まず。
だがその後、2月の頭にはもう「おやつ便」の話はオンライン通販ページからは消えていたし、Twitterなどでも、記憶にあったはずの宣伝ツイートが消えていることを確認。Instagramには残っていたが、Twitterとは担当者が違うのだろうか。
ともあれ、3回もつきあった人間としては、企画が軌道に乗ったころにでも「最初はこんな菓子が出ていたんだよ」という話でも書く心づもりでいたのだが、そもそも商品がなかったことにされてしまったようで、拍子抜けしている。
こっそり終わりにするのは、企業のイメージとしてはどうなのだろうと、ややきついことを考えてしまうのだが、あえて控えめに書いて終わりにする。