おとといだったと思うが、高円寺の駅近くを歩いていて驚いた。上島珈琲が閉まっている…のではなくて、店内に数人しか客がいない。ほぼガラス張りなので、人がどれくらいいるかはすぐわかる。目にはいったのは2〜3人だった。
最初は「斜め向かいのマクドナルドの一画がすべて閉店になったから、つられて客が減ったのか」などと思ったが、よく考えたらガード下の一部は「高円寺マシタ」になり、きれいな飲食店がはいった。そしてその少し前には南口トリアノンの上にドトール系列の店がはいったのだ。客席も多いらしい。
いままでが混雑していただけに、上島珈琲の閑散とした雰囲気が、かなり目立つ。空いている店を好む人たちが利用することになるかもしれないが、価格帯がやや高めであるため、新規の客が気軽にふらっとはいることを期待するよりは、これまでの客が帰ってくることを待つのが正解かもしれない。
高円寺マシタは、あの一画のみがきれいになっても、その奥(阿佐ヶ谷方向)が、いままで通りのカオスである。もの珍しさが一巡したとき、上島にもチャンスがあるのではないだろうか。
あの場所がパン屋のサンジェルマンだったころは、2階が喫茶室だった。そのころはたまに利用していた。上島になってからほとんど入店していないが、がんばってほしいものだ。