今日は短時間のみの散歩。もうすぐ家に到着というタイミングの、数ブロック離れたお宅から、大きなテレビの音がしてきた。おそらくこの季節で「エアコンするほどでもない、窓でも開けるか」という判断なのかもしれないが、内容がそっくり聞こえてくるほどの音量だったので、つい聞いてしまった。
ニュース番組らしく、その内容が「保護されたのは13ヶ月の乳幼児から13歳の子供で……」。
えっ、なんだその事件は。
誘拐、監禁、いやそもそもどこの国だ!? あまりにびっくりしたので帰宅後に検索をしてしまった。今の世の中は便利で「24時間以内」を指定してニュースを検索し「13ヶ月の乳幼児保護」と入力しただけで、すぐにわかった。
こちらの事件 → 2023.06.10 共同通信 墜落40日後、幼児ら無事発見 アマゾン密林に4人、コロンビア
飛行機の墜落があったのが5月1日で、大人の遺体のみ収容され、子供たちが見つかっていなかった。13歳、9歳、4歳、1歳がジャングルで生き延びていたということらしい。13歳の長女がキョウダイらを守りつつ、4人で暮らしていた模様。
すさまじい話だが、近所の家のテレビが聞こえてこなかったら、気づかないままだったかもしれない。しばらくこういう経験はなかったが、昔の口コミというのは、意外にこんなきっかけも多かったのかもしれない。