今日はどこに散歩に出ようかと話をしていて、そうだ中野サンプラザがそろそろ閉館だったのではと、夕方ちょっと出かけてみた。
中野サンプラザは大昔に地下のボウリング場で遊んだ記憶があるが、それ以外では最近の新型コロナワクチン集団接種で数回出かけたのみ。隣の区役所は大げさではなくかなりボロいが、セットで建て替えをして大きなアリーナにすると言ったのが前区長の田中氏。
その後に区長となり現在は二期目の酒井氏は、最初はその計画の変更または規模縮小を謳っていたが、けっきょくは「ほんのちょっと縮小」になった。まぁ別に、わたしはサンプラザを壊すなと言っていたわけではなく(古いのだろうし)、その代わりにできる候補がいつもタワマンやら集客目的のイベント会場のようなものばかりというのがうんざりなのだ。今後の中野区または東京都心に、そういったものが必要なのかということが言いたい。
これからの東京で、再開発の際に「イベントで人を集めよう」とは、何十年前の発想だろうかと、昭和ですかと思ってしまう。だいたいその「イベントがない期間の維持費」とか、考えてないだろうとマジで思う。
住民や近隣の人々がゆったり過ごせる街作りこそが、長い目で見れば住民を定着させ、暮らしをよくするのではないだろうか。なぜそれがわからないのだろう。