WOWOWのオンデマンドにはいっていた、今年のスクリームを見た。前作に引きつづき、生き残った姉妹が主演。前作までよくがんばって出ていた初代からほぼ皆勤賞のネーヴ・キャンベルは、今回は出演せず。その代わりにゲイル役のコートニー・コックスは出演。
前作はまさかの展開で、初代からの主要キャストがひとりお亡くなりだったが、今回は…? (まさかの展開と書くのは、それまでいくらでも死亡しておかしくないレベルで全員が負傷してきたのに、なぜここで、ついにほんとに死んでしまったのかという意味である)
描写はけっこうグロいし、従来の傾向や世の中の常識と異なり、周囲に人がいようが何があろうがスピード感あふれる襲撃が展開される意味でけっこう意外なのだが(内心「冒頭からこんなに飛ばして内容がつづくのか」と心配してさしあげた)、見終わってみた段階では、話としてよくできていたと思う。
今回の2作品に主演の姉妹は、よく映画の持ち味を引き継いできている。さすがにこのふたりを被害者にしてもう1作というのはストーリー的に難しいかもしれないが、何らかの形でまた企画がつづいたとしても、驚かない。