必殺シリーズは50周年なのだそうだが、東山紀之が参加し、藤田まことの他界後は立派に看板を背負ってきたという意味では、とても理想的に引き継ぎができて今後の発展性も見込まれていた長寿シリーズである。東山は芸能活動を引退すると以前に発表していたので、おそらく今後このシリーズについては、先行きがひとまず不透明ということになるだろう。(29日の放送を30日に録画で視聴)
今回の作品では、松下奈緒が重要な役どころで登場。時代劇に出るには現代的すぎる顔立ちかと考えていたがそんなことはなく、とても似合っていた。
もう20年ほど前かと思うが、テレビドラマ版「人間の証明」で、高岡蒼佑が演じるダメダメな坊っちゃんとつきあっている気丈な彼女という役どころで初めて目にした。検索してみたところあれがほとんどデビューの時期だったらしく、ピアノの才能がある女優ということで活動をはじめたばかりだったようだ。
人間の証明はほんとうに好きな話で、演じた役どころ「路子」も、原作やそれ以前の映画化のころから記憶しているので、演じた松下奈緒がはまり役に思え、そのころから名前と顔をよく覚えていた。
もし今後も必殺シリーズがあるのならば、ぜひ出てもらいたい。