昨日こちらのブログで「伊達に20年もパンを焼いていない」という言葉を使ったが、ふと何気なく翻訳ツールにかけると、Google/Bing/DeepLが、そろいもそろってこの「伊達」がわからない。GoogleとBingは伊達を完全に無視して「20年パンを焼いていない」という英語にし、DeepLは伊達さんという人物を考案して主語にしてしまった。
(もっとも、伊達に → だてに と平仮名にすると、DeepLも完全に伊達を無視して同じ訳語を出してきた)
伊達に年取っちゃいませんから。
伊達にこんな商売やってないんで。
伊達にこんな看板を出してるわけじゃない。
……これらが、翻訳ツールにかかると、ぜんぶ、伊達にがカットされて訳されてしまう。あきらかに意味が違ってしまうのだが、日本人でも若い世代はもう使わないのかもしれないし、もしや、そのまま気づかず英訳を通過させてしまうこともあるのかもしれない。