2月20日の夕方7時にある企業からちょっと不愉快なメールをもらい、その後まもなく連絡をとろうとしたらログインしないと問い合わせができないシステムであったため、イライラしながらログインした。
なぜイライラしたかというと、2ヶ月前に「しばらくご利用がないので、ログインしないのであればパスワードをリセットします」という連絡がそのサイトから来ていたため、用はなかったがわざわざログインしてパスワードを更新しておいたのである。そのときの記録(先方からパスワード再発行の確認でやってきたメール)も残っているし、こちらは間違いなくその際にパスワードを変更した。だが2月20日のメールで「以前に予告しましたとおりにパスワードを変更しました」と、書いてあったためだ。
その苦情を書くために再度パスワードを更新してログインし、通常のヘルプではメールがどうしても送れない(よくある「FAQを読ませるふりをしてメール送信メニューになかなか行かない」タイプのサイト)ため、今回の件に関するお問い合わせというリンクをメールからクリックして「これこれこういうことなんですが、どういうことですか」と、ややぶっきらぼうにメールを書いた。
クレーマーと思われたのか、わたしの書き方が怖かったのか、それはわからない。だが翌日の夕方6時前に「ご迷惑をおかけしました、確認して再度メールします」と。え、確認していない段階でとりあえず謝るのか、ふ〜ん?
すると翌日の夕方6時前に「担当に確認したところ、パスワードを変更するべきではなかったのに変更対象になっていました」と、そして「この件では再度メールします」…え?
それから少しして夕方7時に、また間違えていましたとのお詫び。そこで終わりかとも思ったが、それなら前の2通と大して変わらないしなぜに3通なのかと最後まで読むと、展開はちょっとわたしの想像の斜め上だった。
……というわけで再度パスワードの変更をお願いします。もう変更されている場合はけっこうです(大意)。
ログインしないと問い合わせメールが出せない仕組みにしているという認識が、ないのだろうか。今回のわたしのイラつきのうち何割かはそのシステムだったというのに。
食べ物や物品関係の問い合わせでこれほど意味不明な対応をされたことは、ほとんどない。おそらく食品や物品販売は製造者や担当者が消費者に近い立場にいて、すんなりと話が通じやすいことが理由かと思う。だがこのサイトは当ブログで12年前にある事例を紹介し「はぁ!?」とあきれた記録が残っているので、やはりわたしとは相性がよくないのだろう。
企業への問い合わせがこじれてSNSが炎上する事例もままある現在、もう少しだけでも丁寧さと努力があるとよいかと思うぞ、某社さん。