みずほダイレクトの登録時に紙でもらっていた第2暗証番号というものだが、(このご時世なので)オンライン版への切替が推奨されている。オンライン版にしないと振込をさせないとまで、何ヶ月か前からしつこくメールをしてきていた。
だがオンライン版にするには携帯番号を登録していないと手続きができない。どういうわけか家族は携帯番号が登録してあったのだそうで(なぜ?)問題なかったのだが、わたしが携帯電話を登録するには、顔写真付き身分証明書をオンラインで渡すか銀行窓口に行くか、という選択肢しかなかった。
でもまぁ、そこまで面倒なことをしなくても、わたしはみずほ銀から誰かにお金を払うということはあまりないので、別にいいかなぁと、ずっと放置。ほかの銀行のオンラインサービスから支払いができるし、何が何でもみずほ銀から支払わなければならない要件が思いつかなかったのだ。
だがどうも今回の切替は不評のようで、進んで切り替えしている人が多いわけではないらしく、最初は春くらいまでに切り替え完了と案内があったのに、それが7月ころになると案内がいつの間にか変わっていた。それに以前は書いていなかった「引っ越し連絡の電話番号に連絡すれば、携帯電話の番号を追加できる」という案内も、みずほ銀のどこかに書かれるようになった。
(それがまた、新しい情報なのかどうか、どこにでも書いてあるわけではなく、そう書いていない案内ページも多い。おそらくもう少ししたら随所の書き換えが進むのかなと推測しているが)
わたしは1回どこかでそれを読んだので、もうその案内(引っ越し用の連絡に使われるコールセンターに電話)という文面をみつけられなかったのだが、ひとまずその番号に電話してみることにした。すると「はい、携帯電話番号を登録できます」とのこと。
口座番号や、登録したい電話番号をオペレーターさんに伝えると、普段使っている暗証番号などのデリケートな内容はいったん自動音声の声に切り替わって「入力してください」となる。その入力をすると、オペレーターさんにつながる。ときどき「いまオペレーターと話した内容は間違いないですか」と、確認の自動音声が出て、間違いないという記号を入れると、オペレーターさんにまた通話が回される。なかなか便利である。
翌日の夕方くらいには携帯電話番号の登録が済んでいますとお返事をもらい、ほかにお困りのことはありますかと尋ねられたので簡単な質問をして、さて電話を切ろうとしたところ、新NISAはいかがですかと言われて思わず苦笑。人によっては怒ってしまうのではないだろうか。たいへんだな、銀行の人も。