アメリカで違法な賭博により解雇された通訳の男性が、知人であり仕事上のパートナーであった大物野球選手の口座から自分の借金を(おそらくはオンラインで)先方に送金したとされている件。
最初のうちはその野球選手の合意のもと、選手が操作をする送金作業を一緒に見守ったとインタビューで語ったとあったが、のちにその発言を撤回したとのことであり、厳密な送金方法はいまのところ不明…。だが最初の話が部分的にでもほんとうであるならば、オンライン送金ということになる。
日本円で7500万円相当を複数回にわたり送金したのだそうだが、個人がもし自宅でオンラインの送金をするのであれば、わたしのような庶民が思いつく金額は、せいぜい50万円だ。100万を超えたらオンラインで操作するなど、けっこう緊張してしまう。7500万円相当を複数回というのは、なかなかできない。映画の世界のようだ。
それよりも、少なく見て450万ドル(日本円で約6億8000万円)の借金があったとされるその通訳男性、いったいどんな賭け方をしたのだろうか。そちらのほうも素人には想像もできないことなのだろうが、おそらく最初のころで少額の儲けが出たのではと推測する。それで乗り気になってどんどんと、ずるずると、ということでは考えられるのではないだろうか。