今日、曖昧な表現について検索していて、笑ってしまったのが They are hunting dogs. と Save soaps and waste paper. のふたつ。
前者は hunting を同士の活用形と考えれた場合に「(何者かが)犬を狩っている」となり、hunting dogs をひとくくりで名詞として考えた場合に「(その犬たちは)猟犬」となる。後者は「石けんと手拭きの紙を節約しよう」とも読めるが、文法的には「石けんを節約して手拭き紙を無駄にしよう」という風にも読める。
同じような曖昧事例としてわたしが好きな日本語は「ないものはない」(うちの店にはなんでもある)のか、「ないものはない」(そう言ってるだろ、さっきから)なのかである。さらによくネットで話題になるのは「○○さんは出かけていません」も、出かけてしまったからいないのか、出かけていないからいるのか、イントネーションや状況で判断するしかない。