たまに眼科に寄って眼底検査をするが、数時間ほど眩しくて仕方がないあの「散瞳薬」というものは、検査終了後に縮瞳薬を出してもらうわけにはいかないのだろうかと、改めて感じた。
快晴でもなく薄曇りで、弱く色のついたサングラスをかけていたが、途中で買い物する気分にもならないほど目が落ち着かない。病院を出てすぐは家族に「あれとあれとあれを買って帰る」などと電話をしていたのだが、1軒目に到着したころは元気がなく、2軒目に寄る気分にもならないままバス停に出かけたので、何も買わなかった。
ぜったい縮瞳薬のようなものを垂らしてもらったほうが患者のためだと思うのだが、たとえば保険が利かないとか副作用があるとか、何か理由があるのだろうか。次回が早くも憂鬱である。