わたしが20年以上も知っている近所の病院(複数)、自分ではないが通院や入院の付き添いで立ち寄った病院が、ときおりGoogleのレビューでかなり悪く書かれていることがあり、気になっていた。最近では民事訴訟も起こされているらしい。
関係者本人でなく、たまに立ち寄っているだけの立場であっても、まったくの嘘だとすぐ見抜けるような内容もある。内容がその場所に該当しないような、すぐわかる間違いまたは悪意なのだ。本人が特定される事例が少ないから、適当なことを書いてしまうのだろう。だが関係者にしてみれば、それを信じてしまう人がいる危険性を思えば気が気ではないだろう。また、受付の人の態度が悪いとか○○科のスタッフがひどいとか、具体的に書いているものもある。そしてそういうものに関して、いいねマークがたくさんついている。好意的なものにはいいねが少ないのも特徴的だ。
飲食店などの客商売、物販の店、そしてこうした医療機関など、適当にレビューを書かれて被害を受けない業界は、まず存在しない。旧Twitterでは「いいね」を非表示にする予定だそうだが、Googleなどのこういうレビューにおいても、いいねの数が逆に疑心暗鬼や悪意を煽ってしまうことがあるのではないかと危惧している。