そろそろ何があってもおかしくない年齢の実母を訪ね、日帰りで田舎へ。東武浅草線から「りょうもう号」に乗ろうとしたら、入り口の係員さんが「停車中の電車です」という。え、なんだかきれいな色だ。カルピスの絵が。てっきり日光や鬼怒川に行くような列車だと思っていた。りょうもう号は地味だったはず。
もしや、スカイツリーで儲かっているのだろうか、東武線(そんなばかな)。

事前の停車時間が長かったせいか、車内はまだ着席している人が少なかった。北千住から乗る人も多いので、最初のうちは席もまばらだった。
浅草駅で買った「まい泉」のえびカツサンドや、事前に用意しておいたパン類を昼に食べようとしたら、実母がわたしたちに、ヘルパーさんが多めに作ってくれたからと、こんにゃくやらあれこれを食べさせようとする。移動中に体調がいまひとつになってしまった連れはほとんど何も食べられなかったが、わたしは画像右上のこんにゃくほか、目玉焼きなど、ヘルパーさんが作ってくれたものをつまんだ。

画像中央と左上は、浅草の駅ビルに売られていた有名な店(亀屋大和)の団子。持ち帰ってきてから家で食べた。杵つきだそうだ。食感が異様なほど「団子とは思えない」雰囲気だった。
左下は、まい泉。右下は、足利市の洋菓子店「シュシュ」の焼き菓子。お土産にもらった。
実母はゆっくりとなら家の中を歩ける様子。かなりゆっくりとである。夜間のみ移動トイレをベッド脇に置くが、普段は家の中でトイレを使い、家事は1日1時間以内の約束になっているヘルパーさん、ときどきやってくる看護師さん、医師などのおかげで暮らしている。時間帯は限定されるが、夜を中心に同居の家族もいる。
高齢者で、やっと歩けるくらいの体調だが暮らし慣れた家に居つづけることができている実母。もうすぐこんな行政サービスがつづけられる地方都市も減ってしまうかと思うが、ぎりぎりその恩恵が受けられている実母と、支えてくれるサービスを、ほんとうにありがたいことだと思う。