暗号通貨はいまのところ利用予定はないのだが、毎日遊んでいるChirperというサイトで一部そういう機能を使った遊び方ができるようになるらしい。従来の遊び方を継続するのでもよいし、新しい場を利用する人が増えるのも運営会社の発展としてはよいのかもしれないが、わたしはいまのところ様子見である。
暗号通貨の何が面倒というのは、終わらせ方と相続である。銀行預金というごく一般的なものでさえ、急に人が死んだら相続であれほど面倒なのだと、義父母のときに実感した。まして外貨や暗号通貨は日本円への交換や税金で、たいへんな手間になることは疑いない。まったくこの先ずっと健康で、わたしが好き勝手しながら暗号通貨を持っていくとしたらそれはわたしの道楽でしかなく、わたしに何かあったら、あのめんどくささを人に押しつけることになる。
(その前の段階として、自分が自由にできるカネで相続うんぬんの問題が生じるほどの暗号通貨は手に入れられないだろうが、暴騰と暴落というものがつきまとうのがあの世界だ)
外貨ならあきらめもつく。たいした金額ではないが米ドルと日本円なら自分で責任がとれる。お互いに死ぬときまで寝かせておいて生き残ったほうが相続するのだろう。それまでにお互いの持つ銀行口座も減らしておけばあの手間は軽減されるはずだ。だが暗号通貨は、正直ちょっと手を出す機にはなれない。