毎年3月ころに多いと感じるが、頭を動かしたときに「くらっ」と来たり、歩いているのになんだかきちんと歩けていないような気がしたり(転ぶほどではないがなんとなく歩いている実感が薄い)、いったんそういうことがあるとその日は不安になる。
以前は視覚的なものかと感じていた。たとえばまっすぐな下り坂の道で、両脇に規則正しく電柱や家が建っているとくらっとするとか、電車を降りるときにホームに乗車口を知らせるため引かれている黄色いシマシマのラインが浮き出て見えたり、あるいは遠近感がつかめずやたらと下に見えたりして、いったいこのまま足を踏み出していいのかを躊躇する。眼科医にもその話をしたが「あるねー、それ」と言われたので、まああるんだろうということで、気にしないことにした。
今日はスーパーで棚を見るために頭を動かしただけで不安になった。帰宅後に検索すると「ふわふわめまいは春に多い」ということらしい。もしあまりにもつづく場合には、やはり受診するのは内科医なのだろうか。まあ、安静にしておこう。