実生活にもつながるような出来事を、恐ろしいほどに暗くショッキングに味付けした内容が多い英ドラマ「ブラック・ミラー」だが、このたび7シーズン目が配信となった。
見たあとは考えこんでしまうほどの内容が多いので、今回も度胸が必要だったが、第一話「普通の人々」(common people) が、予想以上の衝撃。
つつましいながらも思いやりを持って日々を暮らしている夫婦。結婚記念日には思い出の宿に泊まるのがささやかな贅沢で、普段はそれぞれに勤めに出ている。
あるとき夫の勤め先に妻が救急搬送されたとの連絡が。あわてて駆けつけると、かなり容態は深刻だった。つい最近になって普及しはじめた新サービス(手術後の脳に何らかのインプラントを入れてサーバにつなげる)に月額を払うなら、生きていくことはできると言われる。妻を愛する夫は月額をなんとか捻出することにして、すぐさま手術に同意。妻はやがて退院し、家に帰ってくる…。
その「サービスの受信範囲」やサービス内容の変更により、最初は制約にとまどう程度だったふたりは、やがて身動きがとれないほどに、日常生活をむしばまれていく……という話。
ここまで極端な描き方ではないいせよ、内容としては実際にありそうだと、つくづく思う。
Netflixで見られるので、よろしければどうぞ。