年齢が高くなってくるとちょっとしたことで体調が左右される。今回は家族の話。
この数年、春に2日前後は家から出られないほどふらふらする経験をしてきた家族だが、昨日の午後からかなりの時間を横になっていて、これはいつもの季節性(3〜4月ころに多い)かと思ったが——今日の午後から雨が強くなってきたら、もう布団からも出られないようだった。
これは、いつもの季節性というだけでなく、低気圧性か。
春に寝込んでしまうときもそうなのだが、体がふらぐらしている最中は外出も難しい。後日何らかのきっかけがあったときに医師に伝えることはできても、その最中には通院できない。医師からは「最中ならば、原因がわかるかも」と言われたこともあったが、実質問題として無理である。さらに今回は「雨」という事情にくわえて「明日からゴールデンウィーク後半」であり、暦通りで考えても4連休。もはや本人は寝ているしかあるまい。
わたしもまた春に多いのが、ふわっとするめまいだ。それは二種類あって、ひとつは視覚的に影響を受ける。大きな道の左右に街路樹、電車を降りるとき足もとに見える黄色いラインやタイルの模様(規則的)などを見ると、くらっと。もうひとつは、ちょっとした動作のついでとして頭を動かしたとき。以前の担当医に話したとき「とにかく水分を摂れ」とのことだったので、意識して水分を摂るようにしている。
高齢に近づいてくると、若いころなら半日寝ていれば治ったようなものでも、改善されるまでの時間が長引くことが増えてきた。お読みのみなさまも、体調の変化には注意されたし。