毎年出している書類を書いてもらうため、いつもの病院の窓口へ。用件はすぐ終わり、その後は駅近くのマルイで食品売り場などを見ていたのだが、まあ、ほんとにあれこれ高くてびっくりである。
出かける前までは「ゴールデンウィークにどこにも出かけなかったし、しかも通院とかしていて気分も塞ぎがちだったし、今日はどこかに出かけたつもりになって何か買おうか」と話していたというのに、商品棚を見てすぐマルイを出て、北口のヨークフーズに移動して、若向きな弁当を買って帰宅してしまった。
なんかこう、あれこれ理不尽に高いな、と。いや、値上げする立場からの事情もわかるし、それでも買う人たちがいるのはわかっている。だが何やら、政治のまずさのツケを一般市民が払わされているという思いが抜けない。値上げされた分は苦労をしている生産者に届いている気がしない。値上げ分は海岸の砂にまいた水のように、どこかに消えている——そんな気がしてならない。