フジテレビの地上波で「世にも奇妙な物語」の名作選らしきものが放映されているとネットで見たところ、すでに夜の9時を回っていたが、大杉漣が主演の「夜汽車の男」は二話目だったため、無事に見ることができた。
プロットは「夜汽車で男が駅弁を食う」というものである。おかずとご飯の順序、食べる際の工夫やちょっとした手違いなどを大まじめに描く作品だが、オチがけっこう悲しい。わたしなら立ち直れない。あのシーンが好きだったことと、大杉漣の早世により、いつかまた見てみたいとずっと思っていた。偶然に見られてよかった。
ちなみにフジテレビは例の事件の対応のまずさからスポンサーが降りたため、はさまれるCMはほぼすべてが自社ドラマの番組宣伝だった。