いったん終了したのち、ひとつのテーマを10話程度でまとめることで再開した米国ドラマ「クリミナル・マインド」。現在はシーズン18である。ディズニープラスで配信中。
毎週1話ずつ新作が公開なのだが、今回はジェニファー・ジャロウ(通称JJ)の家族にまつわる話。とても悲しい別れがあり、同僚が駆けつけ、スペシャルゲストとして元同僚であり現在は国防総省に勤務のスペンサー・リード博士が登場した。
わたしはすべてのエピソードを見てきたわけではないがJJは好きで、ドラマ内の子供役(男の子ふたり)がJJを演じているA.J.Cookの実子だとも聞いていたため、ほんとうの家族を見つづけてきたに近い気分がある。JJの結婚前から、結婚後、子供たちとのエピソードも見てきた。今回のエピソードで回想シーンにそれらが出てくるたび「多くの人が、自分と同じ時代を歩んできた人たちを懐かしむというのは、こういうことなんだな」と実感した。
話の方向性は違うかもしれないが、よくテレビやメディアなどで状況が伝えられる天皇家や、歌舞伎などの古くからの芸能人一家については「あのときあんな小さかったのに」やら「おー、すっかり年を取って」といった、勝手に親しんでしまう心理が働くこともままある。同じ時代を生きた人たちというだけで「勝手に同窓会」の感覚なのだ。
ドラマは歴史が長ければいいというものでもないが、こうしてひとりひとりが去るときには丁寧に見送り、花を持たせるような物語の構成や演出はすばらしいと思う。途中で番組を降板させられたかつての主役「ホッチ」が今回は献花をしたという台詞があったのは意外だったが、それもまた制作者や出演者によるファンへの挨拶なのだろう。
あとどれくらい、つづけるつもりなのかはわからないが、とりあえず今後も見る。