人間の頭の中、何を見て何を連想するかは、いったいどういう仕組みになっているのだろう。
今日、焼き鳥のごく一部が、食べようとした瞬間に箸から皿に落ちてしまった(一部だけを前もって串からほぐしていただけで、普段は焼き鳥を箸ではなく串からそのまま食べていることは、ねんのために書いておく)。
箸の先から皿に転げ落ちた、その焼き鳥の肉片を見て、まったく関係ない映画のシーンが頭に浮かんだ。小栗旬と柴本幸が主演の「TAJOMARU」である。
柴本幸が演じる姫が好機を逃すまいと、勇気をふるって悪事を告発し、いままさに許嫁(小栗旬)の汚名がそそがれる…という瞬間に、僧形でありながら俗っぽさ満点の将軍(萩原健一)が登場して、そんな話はどうでもいいとばかりに、ちゃぶ台返しをしてしまうのである。
焼き鳥の肉片が落ちてTAJOMARU、しかもあの萩原健一のシーン。どこでつながっているのか、さっぱりわからない。あの映画に鶏肉など出てきていないし、そもそも萩原健一も柴本幸も小栗旬も、普段からとくに思い出すことはない。強いていえば敵役を演じた田中圭は最近あれやこれやと話題になったようだが、別に普段から頭に浮かぶ役者でもない。
これは、TAJOMARUをまた見ろというお告げなのだろうか(ぜったい違う)。