Duolingoで語学をやっていると、たいていは単語を選んだりするだけで次に行けるのだが、たまに喋らなければ通過しない問題が出てくる。とくにフランス語では、英語が目の前に表示され、それに該当するフランス語をここで言え、と。
……んなもん、けっこう無茶である。
難関がふたつあって、ひとつは「正解と違う単語を一生懸命に発音してしまう」というケース、もうひとつは「発音が通らない(思っている発音ではDuolingoが通してくれない)」というもの。
この両方で先に進めなくなることもある。
ひとつは Please の意味の Veuillez だが、どうしても長年の習慣で「Please って フランス語で S’il vous plait だよな」と、なんとかのひとつ覚えのように発音してしまい、通らない。そして「ああそうだ、Duolingoでは Veuillez と言わないといけないんだった」と思うのだが、発音が通らない。スペルを頭に思い浮かべて「ヴェイユだったっけ」と、おたおた。正解は(カタカナで書くなら)ヴイェらしい。
そんな凡ミスばかりを繰り返しているうちに「自分にはフランス単語だけがんがん目の前に流れてくるアプリがあったら、それがいいんではないか。そうしたらDuolingoで慌てないのでは」と考えた。
(よく考えてみると別にDuolingoで慌てたとしても誰も困らないのだが、ついそう考えて行動に出た)
で、あれこれ検索してたどり着いたのが、フランス語の単語が学べる「ブラクストン」というアプリ。iPhoneとAndroidどちらも利用できる。
有料版ではかなり高度なことができるらしいし、無料版でも「1週間だけ有料版やってみませんか」と出るのだが、丁重に辞退して、ひたすら単語をやる。
最初に「まったくのビギナー、少しできる、中級である〜」などの自己申告があるのだが、仮に自分の実力より低い選択をしてしまっても、最初に出る問題をクリアすれば、それにふさわしいレベルの問題も選べるようになる。
単語をがんがん学べる。これは楽しい。自分のように「単語がんがん」派にもよいし、おそらくそれ以上の面でも役に立つはず。
ついでに書くなら、なぜか「毎日がんばるとペットが死なない」というすごい機能がついている。がんばると生きるという表現より、自分の印象としては「がんばらないと死んでしまう」ほうがしっくりくる。
使いはじめてすぐだが、ひとつだけ思うこと。
開始時に有料版をお勧めしたり、想像以上に機能がたくさんあったりする割には、作者さんが謙虚である。ダウンロード時に「ブラクストン」で検索してダウンロードしても、アプリをインストールすると画面のどこにもそれは出ない。アプリ名や作者名を大きく出すような意味での宣伝はない。中身で勝負ということなのだろうか。