昨日、楽天市場のアフィリエイトのお知らせメールに「書名のお願い」とあったのだが、厚生労働省が根拠のない規制をかけようとしているという。具体的な実害や法的な問題を提示しないまま、市販薬の67%にあたる1類医薬品、2類医薬品を2009年6月から通販禁止にする予定でいるのだとか。
ここで署名をしてもらえないか、ということだった。
https://common2.rakuten.co.jp/form/medicine/net_signature/
この件に関する記事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081007-00000011-cbn-soci
育児や介護など、時間のやりくりとして外出の難しい立場の人が、薬局に行かずに風邪薬ほか一般的な薬を常備しておきたいと考え、通販するのは便利なことではないだろうか。何が問題なのだろう。
そして、時間的な問題ではなく、なかなか出かけられない立場の人というのもまた、実在するのだ。薬局のある場所まで(物理的に)出かけることが困難な人、交通手段のない人もいるだろう。
問題を提示せずに規制だけ急ごうというのは、かなり危険だし、「要らんことするな、ほかにやることはあるだろう」という声があちこちから聞こえてきそうだ。
わたしがまだ署名していないのは、もう少しよく調べて理解を深めてからにしたいということと、楽天のお知らせメールにあった文面が引っかかるから。これはとても社会的に問題のあることなのに「販売されなくなったら、アフィリエイトで紹介してくださっている皆さんも収入が減りますよ」の文面。
あのね、楽天さん。要らんこと書かないでください。。。社会的に問題であること、それによって困る人が出てくる問題においては、説明されれば人は動きます。義憤に駆られるって言葉をご存知ですか。お金の話とかちらつかされると、かえって低く見られているように感じますよ。