安倍晴明は以前から人気でいろいろな作品に登場しているが、わたしが好きだったシリーズはこれ。まだ売られていることを知り、ネットで2巻ほど購入してしまった。
何百年も生きていそうな白狐の姫君「薔子」(しょうこ)と、陰陽師安倍晴明のラブストーリーなのだが、薔子の小姓「壱狐丸」(いっこまる)と「弐狐丸」(にこまる)が実に愛らしい。このいっこ、にこに、のちほどさんこが加わるのだが、まだ2巻目あたりでは出てこなかった。
狐(何千年も生きていそうな父と母)のほか、鬼、式神、人霊など、いろいろ出てきて、にぎやかな話が展開されていく。
白くてふわふわなものを見て癒やされる方、ぜひどうぞ。