セブンイレブンが、加盟店に消費期限が近づいた弁当類などの値引き販売をさせないように圧力をかけていたとされる問題だが、廃棄させてその分は加盟店に負担させた上で事前の値引き販売をさせないというのは、かなり締めつけがきついとは感じていた。だがそれが法律に違反するのだとすれば、長い間ずいぶん堂々とやってきたものだなぁと、感心してしまう。
しかし、なんとなく読んだこの東京新聞の記事、最後のところは何がいいたいのだろう。
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これまでコンビニは定価販売が基本で、消費期限を過ぎた商品は値引きすることなく廃棄していたが、公取委の調査が進むことで多くの加盟店が独自に値下げすることが予想される。現在のスーパーのように値下げする時間帯にだけ客が訪れ、定価では買わない顧客が増えることになり、「加盟店、本部ともに共倒れになる」(大手コンビニ関係者)と危ぶむ声も多い。
食べられるものを人間の胃袋へと流通させずに捨てている現状を嘆くでもなく、完全にカネの話になっている。いくら経済欄とはいえ、おそろしや。