山本太郎氏の講演会が、会場の提供を予定していた大学側が警備上の理由などで安全を確保できないからと、主催者の市民グループに中止を要請したという。
静岡新聞 2013.11.08
山本太郎氏の講演中止 手紙手渡し問題受け 焼津
まぁ、脅迫状が来たわけでもない段階で自主的に臆病風を吹かせたのかもしれないし、大学側の意図として山本太郎氏の講演会に会場を貸したくないというのがあったかもしれないが、それをそのまんま伝えると問題だからと「みなさんの安全が第一ですから」と表現するのは、気持ちのよいものではない。それ以上に、決めておいたものを直前になって「主催者側さん、やめるのはどうですか」と持ちかけるのは、やっていいことなのかどうか大いに疑問だ。
ただ、わたしがこの短い記事で驚いたのは、そこではない。最後のひと言。
同グループは参院選前の5月に山本氏に講演を依頼し、9月末に正式に開催が決定。園遊会問題の後も開催の意向を貫いてきた。同グループの担当者は「開催2日前の中止決定で、多くの人に迷惑を掛けた。責任を取ってグループを解散したい」と話している。
…はい? なんで解散? この講演会のためだけに立ち上げた市民グループでもあるまいに。
要約しすぎなのか、この通りあっさりしているのか。わけがわからない。