東京入国管理局が、これまで何度も国外退去の期限を(小出しに)延長してきたカルデロン一家の問題だが、ついに昨日(2009/3/9)付で、父親のアランさんが強制収容されたようだ。
わたしがテレビなどを通じて知っている事情は、以下の通り。おおざっぱとは思うが、それほど間違えてはいないと思う。
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両親は偽造パスポートで入国したが、外国人登録と就職をしており、生活の基盤がある。娘さんは小学校などもきちんと通い、現在は中学生で、日本語しか話せない。
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一家を引き離すのは人道的に考えてもよいことではない。だが、娘(のり子)さんに罪はないにせよ、両親もセットで無罪放免にし、在留許可を出してしまって、いいのだろうか。
日本に家族でこのままいたいのならば、両親は何らかの形でけじめをつけなければならないと思うが(たとえば服役に近い形での社会奉仕活動や労働などが思い浮かぶ)、おそらくそういった法的な器や前例がないため、出ていくか行かないか、という話になってしまっているのではと思う。
一緒にいてもらいたいとは、思う。だが、ただ在留許可がほしいというのでは、かなり難しいのではないかと想像する。
同意します。
なんといっても、偽造パスポートというのは、重いですよね。超過滞在とは訳が違う。犯行意思ありありです。
子供に罪がないのは、事実ですが、それをもって、両親を無罪放免というわけには、いかないです。親が監獄に行けば、子供が、施設に行くことになるのは、残念ながら、ある話です。だからといって、親を無罪には、できないのと同じです。とても残念なことですが。
あげさん、こんにちは。
そうなんです、気の毒ですが、厳しくけじめをつけるべきときには、つけないといけません。。。今日はテレビのワイドショーでコメントをした芸能人さんが「たった3人くらい、住ませてあげればと思う」と言っていたのですが、やはり、それはいけないことだと思います。残酷でも、状況は状況として、いったん受けいれていかねば。