読むというタイトルにしてしまったが、実際には表題作を読んだだけで、残りはいまから読むわけだが、とにかく「さすが小松左京」と、うなってしまった。 前にも書いたが、わたしは時間SFが好きである。創元や早川のSFは短編集を…
月: 2016年10月
食べ物や料理の常識は、人の数だけ…?
Facebookで知人がリンクを紹介していたのだが、最近は鮨のシャリ(ご飯)部分が「冷たくて当たり前」、温かいと「なにか変」と考える人がいるそうだ。それも40代、50代など、かならずしもお子様世代ではない人からも、そう…
いったん「言葉」にしてしまうと
今日はFacebookのほうで知人との会話に金木犀の香りが登場した。 わたしにとって、子供のころに「すごくいい匂い、これなに?」と尋ねてしまった香りがふたつあり(沈丁花とクチナシ)、そしてそののちに自分が知った金木犀…
慇懃無礼という言葉があるが
昨日、ほんとうは自分たちに(法的な意味で)落ち度があるとは思えないが、そんな風にズバリ書くと問題だろうから、やんわりした表現で書いてあげようと言わんばかりの文章に出くわした。 有名SNS画面上で利用できる、あるプレゼ…
医療用大麻について思うこと
大麻には痛みを抑えるなどの効果があるとされる。ならば一律に禁止ではなく許可を受けた人にだけは(おそらく乾燥大麻をタバコのように吸引する形で)使わせたらどうかと、考える人がいること自体には、何の疑問もない。 ただ、本来…
30年以上前の三越のスキャンダルで
昨日、森元総理の在任当時の失言集や笑い話などを見かけた関係で、作家の大下英治氏(ときどきテレビなどのコメントでお見かけしていたが最近はどうされているのか)の著作をおさらいしていたら、80年代前半に世を騒がせた三越の「女…
カタカナ(日本語)としてのソウルフード
日本語として「どこそこ地方の人にとってのソウルフード」という使い方が確立してしまっているソウルフードだが、英語のsoul foodは、米国南部で奴隷制のころから「必要に迫られて」発達してきた黒人の料理のことだ。英語には…
ひと言を追加して、映画のタイトルを台無しにする遊び
今日Facebookで、ひと昔前の映画「ロード・オブ・ザ・リング」のフロドが指輪の代わりにオニオンリングを持っているポスターを見かけた。The lord of the onion rings だそうだ。 日本でもよく…
どちらにもとれる文章の話
以前にAmazonのkindleで “eats, shoots and leaves” という本を購入した。これは文章の切り方で意味がまったく違ってしまうことを端的に表した言葉で 1) パンダ…
三鷹駅、荻窪駅で買い物
この10年くらいだろうか。それ以前にも増してJRが駅構内や周辺の商業施設に力を入れるようになったため、駅のビルにどんな店が入店しているかをざっと覚えておくだけで、効率よく買い物ができるようになった。駅前もしくは駅から少…