この一ヶ月というもの、わたしを水深10メートルのイライラの池(そんなものがあるのかどうかは知らないが)に突き落とし、這い上がることすら認めてこなかったSafariが、Yosemiteへのバージョンアップとともに、すっとぼけた顔をして8.0を名乗り、もどってきた。使い勝手は、まだわからない。
それにしても、いや〜、まだ慣れないぞ、このYosemiteなるもの。しかもデザイン(とくにアプリのアイコン)がフラットになってしまって、慣れるまでは安っぽく感じられることだろう。去年だったかiOSでもこのフラット化が起こったときは、慣れるまでに苦労があっただけではなく「はたして、なんでこんなものに慣れなくではなならない必然性はあるのか」と、いらついたものだった。だがけっきょく、慣れてしまった。Appleおそるべし。
出された警告はふたつだけ。ひとつはインストールしているMac版Kindleが古いということ、もうひとつは、Amazon Cloud Driveがどうのこうの…すぐ流れてしまったのでよくわからなかったが、要するにそのままでは使えないらしい。どちらもAmazonだ。あまり親切にしてあげたくもないのだろうか、Appleは。
Mac版Kindleは、新しそうなものを入れ直したら動いた。Amazon Cloud Driveは、ウェブサービスとしては使えるので、Mac上から動かすアプリがもう対応していないのだとしても、それはそれで問題なさそうだ。どのみちさほど急ぐことではない。
それから、異なるOS間(たとえばMac OS と iOS)でAirDropが使えるようになるらしいという件だが、誰でもそうだというわけではないらしい。少なくともわたしはこれまで通り、iOS同士、Mac OS同士でしか、使えない。ハード的に新しいものではないと対応しないという噂もあるようだ。
ま、少しずつ慣れていくとしよう。さて、このブログはSafari8.0で書いたが、無事に掲載できるだろうか。