今日、何か作業をしていて画面の隅までカーソルが動いた。そこにはFacebookの画面を出したままにしていたブラウザSafariが。一瞬、そのSafari上で何かが動いた。あれ、わたしは何かクリックしたのかな、これはたいへんだと、Facebookの設定欄にある自分のアクティビティログをチェック。すると「友達」の欄で、わたしが画面上に表示されていたまったく知らない方を申請クリックした記録を発見。あわてて申請を解除。
自分でこうして気づけばいいが、気づかない場合もある。おそらく先方が無言で消してくださっている件数を数えれば多いだろう。実は知人の知人でお名前とだいたいのプロフィールくらいは存じている方に申請を出してしまったこともあるし(それを受けていただいたことも、そしておそらく無言で消していただいたことも)、あきらかに押し間違いと判断して無言で消した申請は数多い。友達の友達からのものでは迷いに迷って「万が一にもこの人がほんとうにわたしと友達になりたいと思ってくださったのなら」と、承認ボタンを押したこともある。最終的には自分で決めているが、神経を使う。
Facebookは、おそらくわたし以外からもこうした件で苦情は多く寄せられているはずだが、たとえ偶然だろうと「袖すり合うも多生の縁」レベルだろうと、誰かと誰かがつながっていくことは無条件に素晴らしいと思っているのだろうか。まったくこの「誤クリック」に防止策をとらないし、せめて「申請を出しますがよろしいですか」の確認画面くらい出すようにしたところでバチは当たらないと思うのだが、それもない。
友達は、多ければよいわけではない。現在は53名だが、大事におつきあいしていきたいと思うからこそ、数もメンバーも自分できちんと把握している。無理に増やそうとは思っていない。