今日は台所に1時間半ほど、鍋の吹きこぼれ防止の番をするため椅子に腰掛けていたのだが、換気扇なのか古い冷蔵庫なのか、何かの音が共鳴して気になって気になって、鍋の火を止めると同時に換気扇をチェックした。
いつもは換気扇の羽を外して掃除するようなことは滅多になく、手前に設置している厚めのフィルターを交換する程度なのだが、今日は音の原因かもしれないと、奥にまで手を突っこんで換気扇の羽を見てみた。
厚手のフィルターがあるからと安心し、どれだけの期間を放置していたのか忘れてしまったが、触ってみたところけっこう汚れていたので、洗ってみることに。
ぼろ布にぬるま湯をたっぷり含ませて、少し過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤などの名前で売られている粉末)をかけて、よくなじませ、拭いてみた。効果絶大。
よくテレビのCMで「ほら見てください〜」、「きゃ〜♪」などという嘘くさいシーンがあり、見ながら「そんな汚れがすぐ落ちるわけないだろ、それ拭いたとか言いながらぜったい新品だろ〜」と叫びたくなる経験をされることもあるか思うが、あれに近い状態で、するっと拭けた。自分でも驚いた。
そして羽を元の位置に装着する前に、その周辺も、同じように過炭酸ナトリウムを含ませた布で拭き、別に香料がついているわけでも危険な物質でもないが、少し時間をあけてから、水を含ませた布で拭き直しておいた。
換気扇は、おかげで軽くなった。
だが台所で何かが共鳴して感じるような「長くいるとつらい音」は、どうやら冷蔵庫のようだ。かなりの年数を使っているし、たしかメーカーはパナソニックになる以前の「ナショナル」であるから、おそらく原因はこれだろう。その周辺でだけいらいらするが、数メートル離れるともう聞こえない。ちょうど設置場所の周辺の壁と、家の構造により、響きやすいようだ。だがいまさら別の場所に設置するのも難しいので、おそらく買い換えまで我慢することになるのだろう。
過炭酸ナトリウムは、普段は洗濯と排水口の掃除に使っていて、キロ単位で買い置きしている。洗濯槽の掃除には一度に100g以上使うし、いろいろ用途があるので、少しずつでは足らないのだ。ある程度の量で買えばかなり安い。ただ、収納場所に湿気があると問題なので、数百グラムずつくらいボトルなどに入れ替えて、元の袋はきつく封をしておく必要がある。
ちなみに、重曹もクエン酸も、買うときはまとまった量にしている。ようするに粉もの(食べないほうの)が好きなのだろう。
参考リンク:
楽天にあった、過炭酸ナトリウムのまとめ買い。
わたしが買っている店の商品ではないが、事例としてご紹介。
ほかに「酸素系漂白剤」でも、ほぼ同じ。
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よく耳にする、製品名「オキシクリーン」も、似たようなものと思われる(成分は若干違う)。
この年末はお好きな酸素系漂白剤で、ぜひ、嘘くさいテレビCMのような「おぉぉ〜」という体験をしていただきたい。