いつも開票速報がはじまると同時に不機嫌になったり、いらいらするのだが、今回は事前に覚悟ができていたため気持ちが穏やかなまま、その時間を迎えることができた。
安倍氏が殺害された件については新しい情報があり、容疑者は政治的な思想ではなく、みずからの家庭が壊れた原因と考える宗教団体(通称:統一教会)への恨みから、それを支援していると考えた安倍氏の殺害を計画した…という話があるそうである。これを受け、同団体は11日に会見を予定しているそうだ。
この件は最初に奈良県警の発表で「ある特定の宗教団体」となっていたため、混乱が大きくなったように思う。週刊誌などがつついて書かなければ、曖昧なままの誤解がもう少し長い時間をかけて広がっていたのではないだろうか。
今後はしばらく国政選挙がない。今回はもう少し(別の意味で)賑やかになるとよかったのだが——。もっとも、前回よりは投票率がよさそうだとの話も聞こえている。その次こそ、もっと大きな動きに。
感想としては、自分が心配していた候補は当確が出たし、出つつある。東京では「山添拓さんが落ちたら嫌だな」という思いが強かったが、早い時間で当確が出ていてよかった。いろいろ応援したい人がいたが、自分には東京の票と政党の票しか入れられないので、考えに考えた。
自民の当選者が多いのはいつもの通りだが、枠がひとつしかない県で自民が勝った場所が、以前より増えたのが気になる。なんとかならないものだろうか。この先もずっと自民が強すぎるのは、心配でならない。