月曜の夕方は中野ブロードウェイに用事があったので、行きは歩きながらポケモンGoとピクミン・ブルーム、そして帰りはバスで出かけてきた。
相変わらずシャトレーゼの列がすごい。前回の訪問は「できて半月だし、お昼時で人が歩いているし」と思ったのだが、今回は平日の夕方だ。しかもレジが(故障かなにかで?)ひとつで対応していたらしく、客が動いているように見えない。
対照的なのは向かいにある不二家で、洋菓子に関してはケーキなど似たような商品を扱っているというのに、ガラガラである。
思わず笑ってしまったのが、わたしたちが通り過ぎるときにその列を見た女性ふたり。そのうちひとりが立ち止まって「なんだろう、この列は、シャトレーゼって書いてあるけれど」と言う。もうひとりが(おそらくはこの界隈の人ではないのだろうが)「普通のシャトレーゼだよ、なんで並んでいるかわからないけど——ほら見なくていいよ、普通のシャトレーゼだってば」と、けっこうどや顔。
…いや、東京23区西部には、ほとんどシャトレーゼは存在しないのだ。大きめスーパーの一部に間借りのように売り場がある事例を見た人もいるが、シャトレーゼだけで単独の店舗、しかもそれが「最近になってできた」となれば、人は並ぶのである。あの「見なくていいよ」の方は、もしや東京都下または23区東部にお住まいかもしれない。
中野ブロードウェイにあのような明るい店ができて、正直なところ驚いているし、今後に期待もしている。客層も厚くなるのではないだろうか。
いままではわたしも、商店街を歩いたらブロードウェイの手前を左折し中野通に出て、サンクオーレの中にある書店やヨークフーズを見て終わりにしていたが、今後はおそらく「ブロードウェイでちょっとシャトレーゼを見ていくか」という気分になる日が増えるはずだ。