ネットの新聞記事(会員制のもの)

 ネットで新聞記事やニュース関連を読むのが好きである。

 数年前まで朝日新聞の無料デジタル会員は、日に3本程度は有料記事が読めた。その後に無料会員でも枠の範囲内で読める有料記事と、有料会員でなければ読めない有料記事ができて、最近は無料会員というのは実質的になくなった。記事のタイトルと概要を知らせるメールが来るのみだ。
 有料会員になると、自分の知人に短時間だけ記事をプレゼントする機能があるらしいが(その期間内ならば会員でなくても中味が読める)、それにしても、無料がまったくなくなったのは、かなり痛い。

 日経新聞は何年も前から無料会員に月に10本ほど記事を読ませてくれていたが、作秋からは月に1本(あるいは数本)になったのだそうだ。わたしは数日前に「なんで今月の残りが1本なのだ」と驚き、検索して、大幅に本数が減らされたと気づいた。

 毎日新聞は月に換算すると1000円前後で、ウォールストリートジャーナルの記事まで読める。わたしは年払いにしている。

 ジャパンタイムズの方式はよくわからない。たまにクリックするが、本数制限がどうのと言われることもあるし、あるいは独自記事ではなく他社の日本語記事を英訳している場合なのかもしれないが、読めるものもある。日々の紙面(印刷物)で協力関係にあるニューヨークタイムズとは、オンラインでは購読の提携をしていないらしい。それにしては月に最低でも15ドルというのは、ちょっと手が出ない。

 ニューヨークタイムズは月に8ドルで契約しているが、劇的な円安のせいで以前より200円くらい値上がりしている感覚。だがこれはもっとも読みやすくて好きな新聞なので、これからもつづけたい。

 家に配達してもらっている東京新聞だが、ネットではとくに制限なく読めているように思う。広告でまかなっているのだろうか。わたしのように広告表示が少なくなる工夫をしている人間もいるので、いつまでこの方式でいてくれるかは不明だが、現状ではありがたいことである。

 業界の新聞や機関紙も、おもしろそうなものはあるのだが、紙での発行部数が少ない社は専門性も高く、ネットに力を入れることが難しいためと想像するが、おおむね購読料が高い。

投稿者: mikimaru

2021年現在「バウムの書」、「お菓子屋さん応援サイトmikimarche」などのサイト運営に、力を入れています。 かつててのひら怪談というシリーズに参加していたアマチュア物書き、いちおう製菓衛生師の資格を持っています。 バウムクーヘン関連や、昔からの知人には、「ちぇり」もしくは 「ちぇり/mikimaru」を名乗っています。