最初にこの問題を知ったのは2016年。その後に当ブログでも2020年に書いているが、デザートと思われる「セイゴクリーム」の謎が解明された記念に、本日は(いつも夜に1回だけ書くことが多いところ)、臨時増刊として書くことにする。
2020年の当ブログ記事。
由緒ある富士屋ホテルズさんの資料室にあるという、デザートの献立表。ゼリーの欄とおぼしきところに「セイゴ クリーム」と書かれていた。数年を経てふたたび検索すると、こちらのブログさんが → 【タイムスリップデザート】昭和40年のタピオカスイーツ 。なんと、セイゴとは暖かい地方で育つ椰子由来の澱粉とのこと。タピオカのように冷たいデザートに利用されていたらしい。ありがたや。
改めて澱粉の名称としてネットで検索すると、その椰子は日本語としては「サゴ」という名前ならこれまでも検索できていた可能性がある。なんたる不覚!! (現地の発音はセイゴなのかもしれないが、あくまでも日本の資料ではサゴで検索したほうがよく引っかかる)
8年ぶりの謎が解明できて、午後のコーヒーがうまい。