わたしはポーランド語に関心があり、Duolingoでもポーランド語を多少は学んでいるので、ポーランド語をはじめとした各国語の作品が多いNetflixは、ほんとうに重宝している。
以前に1話だけ見てどうしようかと迷っていた「刑事フォルスト」を、(1話あたりの長さがクレジットを除けば30分くらいなので)まとめて見てみた。
1話目で雪山の猟奇殺人。2話目も極寒の地を活かした凍り付くような気温での殺人がつづく。
主演の警察官「フォルスト」の設定は、仕事ができるらしいのだが性格が個性的すぎて周囲といまひとつうまくいかないことと、何らかの問題(病気?)をかかえているらしいこと、そして何よりも、女癖が悪そうなこと。若くてハンサムということでもなく普通に中年で、年相応にややふっくら男性であるのだが、周囲の女達がなぜか都合よく彼と寝る。それなのにどこがよいのか(性格がよいとか何かそういう「好かれるポイント」のようなもの)が描かれていないので、なんだかもやもやする。原作がある作品だそうだが、原作ではそのあたりが描写されているのだろうか。
頭が切れるという設定でありながら、わりと運にまかせた展開で事件を追う。上司が仕事をさせないように妨害してくるが(その妨害は過度なので彼のせいばかりでもない)、すると単独で、民間人の昔なじみらを巻きこんでまで事件に向かって突っ走る。
全6話で各話が正味30分くらいの割には、残念ながら、なにやら中だるみがあるのだ。
ラストに向かうまで何度も「普通のおっさんなら、これ死んでるよ」というレベルの負傷をしながらスーパーヒーローのごとく移動し(だが相手をたたきのめしつつ颯爽と移動するのではなく、ちゃんといったん捕まって瀕死になりつつ逃げる展開)、あーやっとこれで終わりかと思ったら、最後に「え、こういうシーン、付けるの」と疑問がわいた。好評だったら継続したいという意図なのかもしれないが、いさぎよく普通に終わりにしておけばよかったんではないだろうか。
まあ、ポーランド語の作品はNetflixにたくさんはいっているので、お時間がある方は「泥の沼」をどうぞ。