驚いた。千代田区長選のニュースを流し読みしていて「有権者数が約5万4千人」と出たのだ。千代田区といえば皇居、千鳥ヶ淵、そしてオフィスが山ほど。大きめ企業の本社は九段下やら竹橋やら、あのあたりに多い。むろん昼間の人口はすさまじいはず…だが住んでいる人のうち有権者が、そんなに少ないだと…!?
そんなばかなと思いつつ、千代田区ホームページ内、本日2月2日の選挙の投票速報を見たら約5万3千人だった(さらに減ってる)。
んでは全体の人口は? と、さらに千代田区ホームページを見たところ、(5年前現在で) 6万7千人 → 区の位置・面積・人口
いや…こりゃびっくりである。もっとも、素人考えだと「とれる住民税が少ない」という発想になりがちだが、法人からも税は徴収できる。昼間の人口が90万人の区としては、他区と歳入の割合で傾向が違うことはあっても、税収に困るわけではない。
おっと、東京都のサイトで2024年現在のデータがあった( → くらしと統計2024 区市町村統計表)。これによると千代田区の人口は6万8千人。参考までに杉並区は58万9千人、中野区は37万4千人である。千代田区は約94万人いる世田谷区の13分の1。
恐れいった。
だがこうして人口や税金のデータを眺めるのもおもしろいと気づいた。ときどき見てまわろう。